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ラス型枠とは?

ラス型枠は、主にコンクリート打設時に使用される型枠の種類のひとつです。

ラス型枠のラスとは、鉄製の網状の材料で、型枠の骨組みを形成するのに使います。ラスは通常、細い鉄線でできており、メッシュ状に編まれています。

型枠は、コンクリートが固まるまでの間、所定の形状を保持するために使用されます。ラス型枠は、型枠に取り付けられることでコンクリートが所定の位置に固定されます。

ラス型枠は鉄線のメッシュで構成されているため、軽量で扱いやすい特徴があるだけではなく、強度が高く、長期間使用することができます。ラス型枠を使用することで、コンクリートの接着性を高め、しっかりとコンクリートが型枠に定着します。

ラス型枠は、主に壁や柱などの構造体に使用されることが多く、埋め戻しなどで見えなくなってしまう部分に使用されており、コンクリートの型取りが必要な場所で活躍します。

ラス型枠は、複雑な形状や曲線を持つ構造物にも対応することが可能なことと、型枠の組み立てや取り外しが比較的容易で、施工の効率が良いという利点があります。材料費や施工費が比較的低く、経済的なのもラス型枠の特徴となっています。

その特性から、特にコンクリートの型取りが必要な建設現場で多く利用されており、施工の精度や効率を向上させるために重要な役割を果たしています。

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