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地球環境を考えた次世代型枠「パンチングフォーム」とは?

型枠工事は、打設したコンクリートを成形するために「せき板」という板を用います。
従来では、木製が使われていて、施工後は廃棄物として処理されていましたが
その木材の原産地は、おもに南太平洋の熱帯雨林地域。
大規模な乱伐が問題となっているところです。

また、型枠工事は作業工程のおおい工種でもあります。
したがって、輸送や保管も同じような問題がありました。

・作業工程が多いこと
・輸送する材料が多いこと
・保管場所の確保

森林保護と作業効率化を目的に
新しく生まれたのが「パンチングフォーム」という工法です。
これは、薄鋼板を用いてラス形状のせき板とリブ形状の縦バタを一体成形した埋設型枠パネルです。
基礎、フーチング、地中梁、擁壁、連壁等、土中のコンクリート構造物など
主要な構造物の築造に用います。


木材の代わりにに薄い鋼板を用いたことによって、軽量で、積重ねても容積が小さく
コンクリートの打込みおよび締固め状況を目視できることが大きなメリットです。
従来型枠で打ち込まれたコンクリートと同等の圧縮強度と耐久性がある埋設型枠です。

大阪府吹田市にある「有限会社 髙誠興業」では
パンチングフォームやラス型枠など
環境と効率を考えた新しい工法を取り入れています。

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