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ラス型枠を用いたコンクリートの強度特性について

従来では、土木や建築の際のコンクリート型枠というのは
合板や鋼板が多く用いられていました。
しかし、据え付けや脱型などに多くの手間を要すのと
大量に使用した型枠は、森林を荒らすなどといった環境問題の要因ともなります。

こうした実情から考案されたのが「ラス型枠」です。
このラス型枠におけるコンクリートの強度について
名城大学と企業がおこなった実験があります。

ラス型枠と合板型枠を用いて、コンクリート打設時の締め固め時間の変化によって
コンクリートの強度特性を調べた結果、次のような結論が分かったそうです。

・合板型枠の場合は、締め固め時間が長くなると強度は増加する傾向にあり
 ラス型枠の場合には、その影響は少ないといえる

・締め固め時間による上部・下部のコンクリートの強度は、合板型枠ではその差が顕著で
 ラス型枠では、その差が見られない。


ラス型枠は、合板型枠と同等の強度となり
捨て型枠として使用することで
人件費の削減や環境配慮などのメリットを得ることが立証されたことになります。

「有限会社 髙誠興業」では
こうした「ラス型枠工法」で、自然環境の観点からも貢献できる会社として
今後も取り組みを続けてまいります。

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